ロシア語の初歩的な動詞(глагол)を勉強しよう

今回は、ロシア語の動詞を学びたいと思います! 管理人と一緒に学びましょう!どーん!!!

目次:

  1. 足・脚(нога)に関連する動詞・・歩く、走る、行く、座る等
  2. 目(глаз)・耳(ухо)・鼻(нос)・口(устье)に関連する動詞・・見る、聴く、言う等
  3. 手(рука)に関連する動詞・・書く、触る、押す、投げる等
  4. まとめ・感想と参考文献

今回用いている画像です。 初歩的な動作を表す動詞の中でも、身体に関わる動詞を主にまとめました!

足・脚(нога)に関連する動詞

まずは、「歩く」とか「走る」、「座る」とか「立つ」といった、足・脚を使った動作・動き(движение)を表す動詞を見ます!

色々な、足が関連する動作。「走る」という動作が速歩きと違うのは、両足が地面から離れる点ですね。ходить と идти は同じ動詞の別々の形で、ともに「徒歩で行く」を表しますが微妙な意味の違いがあります。
  • ходить:歩く、歩いて「行く」【特定の時・方向で無い
    ★ гулять も「歩く」だが「お散歩する」等に使う。
  • бежать(бегать):走る
  • прыгать:跳ぶ、ジャンプする
  • идти(ходить):行く【主に徒歩で、特定の時・方向
    ★「歩いて『行く』」を表すходить と идти は同じ動詞の別々の形であり、
    ходить は「不定体」、идти は「定体」との事です。→ 動詞の「不定体」と「定体」
    ★ 乗り物を使う場合は ездить
  • сидеть(садиться):座る
    ★ садиться は、乗り物に「乗る」の意味もある
    ★ 「お座りください」と言う時は сядьте を使う。Пожалуйста сядьте!どうぞお座りください!
  • стоять:立つ、テーブルなどが立っている вставать:起き上がる、起きる、立ち上がる
  • нога:脚 
    ножка:テーブルの脚、キノコの茎、動物の脚 куриная ножка:ニワトリの脚
  • колено:ひざвстать на колени:ひざまづく

これらの単語を学ぶとき、できるだけ自然な意味を表す例文も覚えたいですよね。例えば、「学校に行きたくない!」「彼はもう走れなかった。」「歩ける?」「お立ちください。」などはどう表されるでしょう。

すると、「~したい」「~できる」といった表現も知りたいですね。そういったものも、ちゃんとあります!これらは、文法的には「動詞」の扱いとの事です。(助動詞などではなくて)

мочь :~できる、~可能である
хотеть:~したい(転じて、続く動詞によっては「眠い」「空腹だ」等も表す)
これらの後に、動詞を不定形(辞書などでのそのままの形)をくっつければいいそうです!
主語の人称によって形が変わります。上手に当てはめていけばよさそですね。

  1. могу(単・現在)можем(複・現在) 主語が「私、私達」1人称
  2. можешь можете 主語が「あなた、あなた達」2人称
  3. может могут 主語が「彼、彼ら(彼女、彼女達)」3人称
  4. 過去形は人称ではなく主語の性に合わせる! 男:мог 女:могла 中:могло 複:могли
  1. хочу(単・現在)хочим(複・現在) 主語が1人称
  2. хочешь хочите 主語が2人称
  3. хочет(хочется) хотят 主語が3人称
  4. 過去形  男:хотел 女:хотела 中:хотело 複:хотели

「学校に行きたくない!」は、Я не хоту ходить в школу ! я:私  школа:学校  
в:~の中に、~の中へ、あるいはここでの例のように「~に」「~へ」も。
не:否定に使う これによる動詞の形の変化はなし

Вставайте. お立ち下さい。(文脈によっては「起きてください」)
・・★ 丁寧な命令形: итеまたはйтеを「現在形の」語幹につける
【複数の人に言う場合、丁寧かそうでないかに関わらず йте のほうを使う!】
Спеши , вставай ! 早く、立って! (早く、起きて!) спешить :急ぐ
・・★(普通の)命令形: иまたはйを現在形の語幹につける
「○○して!」などの表現で必要になるのは、「命令形」ですね!
命令形って、意外と実際のコミュニケーションで基本的な形なんですよね。代名詞はロシア語でも英語と同じく省略されますが、2人称(あなた)とのやりとりにおいて初歩的かつ重要な表現だと思います。

Он уже не мог бежать. 彼はもう走れなかった。
уже:もう、これ以上は (anymore)【副詞】  не :否定するのに使う
「彼はもう走れなかった。クマはもう数メートル付近まで迫っていた。」・・などと、色々と文をつなげられそうですね。

Ты можешь ходить ? 歩ける? ты:あなた、君 (例えば、ケガ人や疲れきった相手を想定。)
★ ロシア語の疑問形は、語順は特に変えないでいいそうです。(ただし、アクセントなどは変えるようです。)疑問形も、実際のコミュニケーションで初歩的かつ重要ですよね。また、2人称を使う場面の例としても疑問形は最も重要で基本的ですよね。疑問を伴わない「君は歩く」などの文は、詩でも作らない限り、あまり言わないわけです!

足を使った他の動詞も少し挙げておきます!

  • пинать(ударять):蹴る Он пнул мяч! 彼はボールを蹴った! мяч:ボール、球шар
  • бродить:ぶらぶら歩く、散歩する(≒英 wander, roam) 「歩く」のまた別の表現
親と子供の会話などを考えると、命令形や疑問形といった文の形や、~したい、~できるなどの表現は、少なくとも外国語学習では「あいさつ」よりも基礎的で重要であると管理人は考えています!
確かに見知らぬ第3者などを前提にするとあいさつ表現も重要ですが、最も近縁である親子の関係などを考えると、より基本的で初歩的なものがあるとも思います!

目(глаз)・耳(ухо)・鼻(нос)・口(устье)に関連する動詞

次に、目、耳、鼻、口を使った動詞を見てみましょう。
例えば「見る」とか「聴く」とか「言う」とかですね。

目で見る、耳で聴く、口で言う、鼻でにおいをかぐ・・など、動作としては小さなものですが重要な動詞を考えます。結構たくさんありますね。

これらは、動作としては目立たないか、動きを伴わないものさえもありますが、重要な動詞ですよね。
まとめてみました、どーん!

  • видеть:見る о том что видели своими очами:目でよく見たものについて
    наш(свой):私達の  目:глаза(очи)【共に複数形】
    ★ смотреть は観る【英 watch, view テレビ等を】 наблюдать は眺める、観察するなど
    ★ следить【следить за】は、監視・看視などの意味も含めた「見る」
    ★ 「見て!」と言う時は Послушайте! と言うらしいです。
  • читать:読む книга:本 предложение:文
  • плакать(рыдать):泣く слёзы:涙【複数】
  • петь:♪ 歌う песня:歌 музыка:音楽
  • слышать(услышать):聴く、聞く ухо:耳
  • нюхать:かぐ【においを】 нос:鼻
  • говорить:言う 「誰々が何々を言う」「ロシア語を話す」等
    общаться:喋る、話す орать(крик):叫ぶ、大声を出す лаять:吠える
  • спрашивать:質問する、尋ねる отвечать:答える
  • есть:食べる устье(рот):口
    ★ 動詞の活用が「不規則」との事で、記しておきます!
    現在形:① ем(単)едим(複)② ешь едите ③ ест едят 【番号は人称】
    過去形:男ел 女ела 中ело 複ели
    命令形:ふつうешь 丁寧ешьте
  • пить:飲む

Я предпочитаю пить чая!私はお茶を飲むのを好む!
чай:チャイ、茶、紅茶 もちろん日本の緑茶(Японский зелёный чай)とは違います。

Мы не едим мясо в среду и пятницу. 私達は水曜と金曜日には肉を食べないのです。
пятница:金曜日 среда:水曜日(「環境」も意味する) мясо:肉(食べる肉)

動詞の「完了体」と「不完了体」

ロシア語の動詞には、現在・過去などの時制や、主語の人称による変化の他にも、さらに変化があるんだそうです!

  1. 進行形・習慣・反復 → 不完了体
    ~している、していました Она хотела ходить. 彼女は歩きたがっていました(そう欲していた)。
  2. 動作の完了 → 完了体
    ~した Она захотела ходить. 彼女は歩きたがった(その時にそう欲した)。
    хотела → захотела

で、この不完了か完了かの動詞の形の変化の仕方は不規則で、動詞ごとに異なるそうです。
うっひゃああ!!めんどくさいですねええ、これわぁ~!!
ただ、基本的には、現在形に関しては「不完了体」の形をとるんだそうです。まあそうですよね。現在の習慣や進行を表すから現在形ですものね。参考書には「完了体には未来形と過去形しかない」と書かれています。そう考えると、まずは現在形の形で理解しておく事にそんなに間違いはなさそうですね。微妙な意味の違いを表すツールとして、理解しておく事にします。

動詞の「定体」と「不定体」

が、しかし!なんとなんと!さらに、全ての動詞ではないらしいですが、「定体」と「不定体」という区別もあるんだそうです!!!!(不定体とは、動詞のもとの形を表す「不定形」とはまた別!
そこまで形の変化が激しいと、正直かなり厳しいですが、一応記しておきますね!!

  1. 定体:「一定の時・一定の方向に行われる運動」
    「今、映画館に行くところだ」 → идти
  2. 不定体:「方向が決まっていない・反復・往復・~可能等の『能力』」
    「よく映画館に行く」 → ходить

いやあ、これは正直、分かり辛いです!!しかし、意味として、微妙に表すものが違うという事は、分かりますね!少しずつ学んでいきます!!

「眠る」「起きる」などの動詞も、オマケで挙げておきます!ばーん!

  • спать:眠る
  • просыпаться:起きる(眠っている状態から「起きる」)

手(рука)に関連する動詞

次に、手を使った動作を表す動詞をいくつか整理します。手を使う動作って、間接的なものも含めると結構多くありますね。基本的なものをまとめてみました。

手を使う動作や、間接的に手を使う動作として、触る、書く、投げる、引く、送る、切る等を挙げています。

よく考えてみると、何か「道具を使う」という事は、多くの場合は手を使っているんですね。その全てを列挙する事はできないので、初歩的と思われるものを整理しますね。

  • рука :手 палец:指 пожать руку:握手する
  • кидать(швыряться):投げる поймать:キャッチする、獲る
  • писать:書く посылать:送る【手紙などを】
  • трогать:触る
  • держать:【手に】持つ таскать: 運ぶ захватывать:つかむ
    ★ 赤ん坊を抱きかかえるなどは、вынашивать
  • трогать:触る толкать:押す тянуть:引く волочить:引きずる
  • мыть(мыться):洗う 
    ★ мыть は床のモップがけ、мыться はシャワーを浴びる事も表す。
  • готовить:料理する、調理する
  • изготовлять:作る、製作する разбивать:壊す закреплять( чинить):直す、修理する
  • указывать:指さす
  • резать:切る【紙やケーキを】 стричь:刈る

手がもし使えないと(管理人もつき指で利き手が封じられた経験がありますが・・)結構色々な動作ができなくなるんですね。上のリストには入れませんでしたが、車の運転(運転する:ездить)なども手を使いますものね。整理していて、なんかそういう事も考えさせられました!

まとめ・感想と参考文献

今回は、身体的な動作を中心に、初歩的・基本的であると思われる動詞をまとめてみました。
オマケや補足的な単語を除くと、このページでとりあげた動詞は大体35個前後くらいです。

これまでの学習に引き続いて思うのは、基本的なものだけでも、整理してみると「意外に多い」という事ですね。 マイナーなものや、基本的であっても抽象的なもの(例えば「考える」)は入れなかったのですが、それでも数にすると結構ありますね!

ただ、数にすると結構あるという事は、こういった初歩的なものを積み上げていくと、最終的には相当多くの語彙数になる、という事でしょうね。具体的な文を見たり、自分でも考えながら、少しずつ学びたいと思います!

また、動詞の形の変化についても少し触れましたが、規則が複雑すぎて、暗記は絶対にするべきではないと感じましたね。管理人は、暗記するためにロシア語を学んでいるのではなくて、ロシア語で話される・書かれているものの意味が分かるようになりたくて学んでいるので、よく注意したいと感じました。
やっぱり大事なのは、少しずつ学んで、少しずつ理解していく事かと思いました。

それでは今回はこれで終わります。ご覧いただき、ありがとうございます!

参考文献

※参考図書のリンクは外部リンクです!

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